アクティブラーニングの本当の意味は?
保育のみらい 代表の松山です。保育所保育指針の改定から2年が経ち少しずつ新しい形の保育がはじまってきていますが、皆さんの園はいかがでしょうか。
さて、皆さんの園では、職員は アクティブラーニング の本当の意味を知っていますか?
アクティブ という単語から 体を積極的に動かして学ぶ または屋外の体験をさせる。
というようなイメージを持ちがちですが、
実は、これは”自ら主体的に学ぶ”ことを指しています。
人は自分からやりたい。知りたい。など、興味を持ったものには進んで取り組み、
その分野に関しては、習得もとても速く、深い。という特性がありますよね。
でも、興味のないことをいくら繰り返しても、ちっとも覚えられない。
そんな経験は皆さんもあるのではないでしょうか。
でしたら 子供が ”やりたい!” ”なんだこれ?” ”なんだかおもしろそうだぞ”
と思う環境を用意し、子供が自ら興味を持てるようにしてあげたらどうでしょう。
また、子供が今 ”何に興味を持っているか” 子どもは”何を成長したがっているか” をよく見て
そっと何かを配置する。または計画する。環境を整える。ということもできるかもしれません。
また、幼児期になると、子供同士の人間関係が広がっていきますから、
周りの子がやっていることを真似したり、または周りの意見を聞いて学ぶ。ということもあるでしょう。
そういったように、環境に主体的にかかわり、学んでいくこと。
これがアクティブラーニングです。
決められたことを学ぶ教育から、自ら主体的にかかわり、なぜだろう?と不思議に思い、
考え、試行錯誤すること。
これが子どもたちの考える力、生きる力を育てます。
保育園の先生方にも、ぜひアクティブラーニングの本当の意味を伝えませんか?
オンライン研修も行っていますのでぜひお問い合わせください。
Lineでは心理学について配信しています!
2020年09月28日 00:54